この記事では、非公開求人について説明します。
- 非公開求人とは?
- 非公開にする理由は?
- 非公開求人のメリット・デメリットは?
- 非公開求人
- 非公開にする理由
- 非公開求人のメリット・デメリット
この記事を書いた人
キャテル
【自己紹介】40代男性、経理一筋約20年【経歴】大学卒業→公務員試験に落ちる→社会の底辺→経理未経験から経理に就職→転職4回→年収1100万円達成【資格】簿記2級、税理士財務諸表論、宅建【ブログ】社会の底辺から経理転職4回で年収1100万達成した転職ノウハウ全て公開「キャテルの戦略」
非公開求人とは
非公開求人とは
転職サイトには掲載されておらず、転職エージェント経由でしか応募できない求人
転職サイトに掲載されている公開求人と異なり、転職エージェントが保有している非公開求人は転職エージェントでしか応募できません。
転職エージェントが担当ごとに非公開求人を保有している
非公開求人と公開求人の比較
公開求人 | 非公開求人 | |
---|---|---|
掲載媒体 | 転職サイト | 転職エージェント |
応募条件 | 誰でも応募可能 | エージェント経由のみ |
求人数 | 多い | 少ない |
待遇の条件 | ピンからキリまで | 平均値が高い傾向 |
非公開にする理由
- 効率的に採用活動を進めたいから
- 自社の社員に知られたくないから
- 新規事業を他社に知られたくないから
効率的に採用活動を進めたいから
人気企業が転職サイトに求人を掲載すると応募が殺到します。
書類選考をするだけで膨大な手間がかかります。
そのため、転職エージェントが非公開求人を保有することで、応募資格のある人材に厳選して採用をすすめることができるのです。
人気企業は採用の手間が膨大
社内外の社員に知られたくないから
- 役員の退職に伴う役員の募集の場合、社員や株主に影響が出る
- 既に埋まっているポジションの募集の場合、その社員の不安を煽ることになる
- 競合退社に人事異動の情報を与えたくない
採用活動においては様々な理由で社内外の社員にその内容を知られたくないケースがあります。
その場合には非公開求人が便利となります。
秘密裏に進めたい採用がある
新規事業を他社に知られたくないから
新規事業は正式発表まで外部に情報が漏れないようにしなければなりません。
公開求人とすると、募集要項の内容で新規事業の計画の存在が他社にバレる可能性があります。
非公開求人にすることで、新規事業の存在が他社にバレないようにします。
新規事業は他社にバレたくない
非公開求人のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
競争率が低い 条件の良い求人が多い 知名度の低い優良企業に出会える 専門性が活かせる | 紹介してもらえない可能性がある 即戦力を期待されている 情報収集が難しい 募集期間が短い |
メリット
競争率が低い
非公開求人は公開されていないため応募者が少ないです。
また、募集要項が高く細かく設定されているため、書類選考が通過すれば採用される確率は高いです。
入口が狭いからね
条件の良い求人が多い
公開求人よりも非公開求人の方が条件の良い求人が多い傾向にあります。
管理職や大企業の求人が公開求人よりも多い傾向があるためです。
実際に条件の良い求人が多い印象
知名度の低い優良企業に出会える
非公開求人は採用が成功したタイミングでコストが発生する仕組みです。
そのため採用にコストをかけたくない優良企業が非公開求人を利用しているケースがあります。
私は出会えたよ
専門性が活かせる
公開求人は大量採用目的の場合も多く、自分の専門性が活かせるか未知数な求人が多いです。
一方で、非公開求人は前職の経験・スキルが求められ、専門性が活かせる求人が多いです。
専門性がある人にはおすすめ
デメリット
紹介してもらえない可能性がある
転職エージェントは募集要項を満たす応募者にのみ保有する非公開求人を紹介します。
したがって、経験・スキルが不足する場合には非公開求人を紹介してもらえない可能性もあります。
ただし、利用する転職エージェントを増やすことで、非公開求人を紹介してもらえる可能性が高くなります。
即戦力が期待されている
非公開求人は好条件な募集が多い一方で、求められる能力が高く細かく設定されています。
入社後すぐに戦力として期待されるケースが多いです。
即戦力しか求めていない
情報収集が難しい
非公開求人は転職エージェントからの紹介でその存在を初めて知ることになります。
したがって、自分のペースで応募前に企業情報を調べたり他の求人と比較することが、公開求人よりも難しい傾向があります。
判断材料を集めるのが難しい
募集期間が短い
非公開求人はピンポイントでの採用が多く募集人数が一人など少数のケースが大半です。
したがって、すぐに内定が決まることが多く募集期間が短い傾向があり、素早く応募の判断をしなければなりません。
素早い応募の判断が必要
非公開求人に向いてる人・向いてない人
向いてる人
- 年収アップしたい人
- キャリアアップしたい人
- 経験・スキルが十分な人
向いてない人
- 応募前に自分で情報を集めて応募を決めたい人
- 早く転職したい人
非公開求人を探す良い方法
複数の転職エージェントに登録する
企業は特定の転職エージェント一社のみ採用を任せているケースがあります。
より多くの非公開求人に出会うためには、複数の転職エージェントに登録しておくことが重要です。
管理人が実際に利用した感想
- 年収200万円以上アップする内定を2つ同時にゲット
- 書類、面接の通過率が高くなる
- 条件の良い求人が多い
私が非公開求人の効果を最も感じたのは、スカウト型の転職サイトであるハイクラス求人 ビズリーチを利用したときです。
水を得た魚のように条件の良い企業から引く手あまたとなり、奇跡的に年収200万円以上アップする内定を2つ同時にゲットしました。
経理は転職を人生の選択肢に
経理未経験から経理へ
転職活動+簿記2級
引用元:管理部門・士業の転職ならMS-Japanの求人検索
簿記2級を取得していなくても、経理未経験から経理に就職できる可能性はあります。
ただし、簿記2級の資格があれば経理への就職の可能性は大きく高まります。
経理未経験から経理に転職する詳しい方法は、こちらの記事をご覧になってください。
経理経験者は年収アップへ
- 実務経験:経理3年以上
- 資格:簿記2級以上
上記を満たしたら、転職を人生の選択肢に入れましょう。
なぜなら、経理の年収を決定するウェイトは、業界・会社の給与水準>実務経験>資格だからです。
引用元:レックスアドバイザーズの求人検索
転職サイト・転職エージェントに登録して、転職市場の求人を検索してみください。
そして、給与水準・業務内容を現職と比較しながら、必須スキルを確認します。
興味がある求人があれば、応募してみましょう。
経理の年収アップ転職の詳しい方法は、こちらの記事をご覧になってください。
まとめ
- 企業側の理由により非公開求人が存在する
- 非公開求人はメリットが多く利用しない手はない
- 複数の転職エージェントに登録することで多くの非公開求人を利用できる
非公開とする理由が企業側にあります。
非公開求人を利用するメリットは多いです。
複数の転職エージェントに登録してより多くの非公開求人を利用しましょう。
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