この記事では、複数回の転職の全てで年収アップを達成した管理人の転職活動歴を説明します。
管理人は実際にどのような転職活動をして経理として年収アップしたんだろう？
管理人の転職活動歴が、少しでも皆様の転職活動のご参考になれば幸いです。
失敗も多いため、反面教師にして皆様の転職活動に役立ててください。
- 経理で年収アップした転職の実例
- 経理で年収アップした転職活動の詳細
この記事を書いた人
キャテル
【自己紹介】40代男性、経理一筋約20年【経歴】大学卒業→公務員試験に落ちる→社会の底辺→経理未経験から経理に就職→転職4回→年収1100万円達成【資格】簿記2級、税理士財務諸表論、宅建【ブログ】社会の底辺から経理転職4回で年収1100万達成した転職ノウハウ全て公開「キャテルの戦略」
管理人の年収アップ推移
2023年（令和5年）住民税通知書です
2022年（令和4年）の年収になります
2023年（令和5年）の年収は1100万超見込
- 全て異なる業界、経理職での転職
- 全て次の転職先を決めてから退職
転職したから
管理人の転職活動歴の一覧
| 1社目 未経験⇒経理 | 1社目⇒2社目 | 2社目⇒3社目 | 3社目⇒4社目 | 4社目⇒5社目 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 年収推移 （万円） | ー | 450⇒500 50アップ | 500⇒520 20アップ | 540⇒600 60アップ | 650⇒900 250アップ |
| 活動期間 | 2～3か月 | 約半年 | 約半年 | 2～3か月 | 3～4か月 |
| 応募 企業数 | 20～30社程度 | 100社以上 | 50社以上 | 20～30社程度 | 150社以上 |
| 書類通過 企業数 | 5社程度 | 20社以上 | 10社程度 | 5社程度 | 30社以上 |
| 内定 企業数 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 |
| 内定をとった 転職サイト・ エージェント | リクナビNEXT | dodaエージェントサービス | リクルートエージェント | dodaエージェントサービス | ハイクラス求人 ビズリーチ |
| 他に使用した 転職サイト・ エージェント | なし | リクルートエージェント | dodaエージェントサービス | リクルートエージェント | dodaエージェントサービス リクルートエージェント マイナビエージェント  ワークポート JACリクルートメント パソナキャリア ハイクラス リクルートダイレクトスカウト |
| 本音ベースの 転職理由 | 生活苦 就職、経理 したい | リーマンショックで会社が倒産寸前 | 人間関係 | 長時間残業 年収アップ 見込なし | コロナで 業績悪化 年収アップ 見込なし |
| 面接で話した 転職理由 | 同上 | 同上 ＋ キャリア アップ | キャリアの幅 を広げたい | 同上 ＋ キャリア アップ | 同上 ＋ キャリア アップ |
| 自己PR | やる気 責任感 | 1社目で 幅広い経験 やる気 責任感 | 1社目で 幅広い経験 やる気 責任感 | 計3社で 幅広い経験 論理的説明 能力の高さ | 計4社で 幅広い経験 論理的説明 能力の高さ |
| コメント | 簿記の資格 なし | 初めての転職で右も左も 分からず | 現職の 人間関係が きつく 転職活動に 焦りあり | 可もなく 不可もなく | WEB面接 があり 1日に 6社面接も |
| 【番外】 メンタリティ | 生きてる だけで丸儲け | 手当たり 次第 | 数撃ちゃ 当たる | 当たって 砕けろ | 死ぬこと以外 はかすり傷 |
管理人の転職活動歴の詳細
就職 経理未経験フリーターから経理へ
未経験・第二新卒の方のために、1社目の就職活動についても記載しておきます。
当時の状況
- 22歳で大学を卒業後フリーターになり、公務員試験に落ちた後24歳の夏に就職活動を開始
- 保有資格は無し
- 数字が分かる社会人になりたいという程度の浅い考えで経理を志望
活動内容
| 活動期間 | 2～3か月 |
| 応募企業数 | 20～30社程度 |
| 書類通過企業数 | 5社程度 |
| 内定企業数 | 1 |
| 内定をとった転職サイト・エージェント | リクナビNEXT |
| 他に使用した転職サイト・エージェント | なし |
志望動機
- 御社の社長、将来性に魅力を感じた
- 経理での募集であっため、自身のやりたいことと合致した
自己PR
- やる気、責任感
- 次の試験で簿記2級を必ずとります
反省
良かった点
悪かった点
その他コメント
簿記の資格をもっていないのに、経理として入社させていただいたこの1社目の会社には今でも感謝しきれません。
当時は今ほど就職サイトも多くなく、選択肢も少なかったですが、今ではもっと手厚いサポートのもとで経理未経験・第二新卒の方も就職・転職活動ができるのではないかと思います。
転職① 1社目⇒2社目
活動内容
| 年収推移（万円） | 450万円⇒500万円 50万円アップ |
| 活動期間 | 約半年 |
| 応募企業数 | 100社以上 |
| 書類通過企業数 | 20社以上 |
| 内定企業数 | 1 |
| 内定をとった転職サイト・エージェント | dodaエージェントサービス |
| 他に使用した転職サイト・エージェント | リクルートエージェント |
転職理由
本音ベースの転職理由
- リーマンショックで会社が倒産寸前となり、リストラ、賞与カットが始まっていた
- 会社が急激に縮小していくことは容易に推測できたので、転職活動を開始
面接で話した転職理由
- 本音ベースの転職理由は正直に話した
- 税務申告、連結決算など1社目で経験しきれなかったことを、転職を通じて経験したい
自己PR
- 1社目で経理業務の内、決算締めまでは一通り経験
- やる気、責任感
反省
良かった点
悪かった点
その他コメント
2社目での人間関係は私の人生最大のトラウマでした。
前職がいかに恵まれていたか、また、転職には様々なリスクが存在するということを認識しました。
しかし、この状況を好転させて現在に至る手段もまた転職でした。
転職のメリット・デメリット、自身が何は譲れないかを理解し、果敢に転職に挑戦することが大切だと思います。
転職② 2社目⇒3社目
活動内容
| 年収推移（万円） | 500万円⇒520万円 20万円アップ |
| 活動期間 | 約半年 |
| 応募企業数 | 50社以上 |
| 書類通過企業数 | 10社程度 |
| 内定企業数 | 1 |
| 内定をとった転職サイト・エージェント | リクルートエージェント |
| 他に使用した転職サイト・エージェント | dodaエージェントサービス |
転職理由
本音ベースの転職理由
- 人間関係が完全に行き詰っており、一刻も早く逃げ出したいというネガティブな動機
- 業務の幅が狭く、自身の成長に支障が出ていると判断
面接で話した転職理由
- 現職では業務の幅が狭く、自身がやりたい仕事ができないため、転職を通じて自身がやりたいことを、税務申告や連結決算など具体的に伝えた
自己PR
- 1社目で経理業務の内、決算締めまでは一通り経験
- やる気、責任感
反省
良かった点
悪かった点
その他コメント
3社目は人間関係、業務内容に恵まれましたが、長時間残業などいわゆるブラック企業の側面が強く、遅かれ早かれ次の転職をしなければならない会社であり、次の転職につながっていきます。
転職③ 3社目⇒4社目
活動内容
| 年収推移（万円） | 540万円⇒600万円 60万円アップ |
| 活動期間 | 2～3か月 |
| 応募企業数 | 20～30社程度 |
| 書類通過企業数 | 5社程度 |
| 内定企業数 | 1 |
| 内定をとった転職サイト・エージェント | dodaエージェントサービス |
| 他に使用した転職サイト・エージェント | リクルートエージェント |
転職理由
本音ベースの転職理由
- 現職は、離職率が高い、昇進・昇格が困難、長時間残業で遅かれ早から次の転職は必要という判断
面接で話した転職理由
- 本音ベースの転職理由は正直に話した
- できれば定年まで働けるような会社で働きたく御社を選定したと伝えた
自己PR
- 計3社で経理業務の内、決算、連結、開示、管理会計、税務、システム導入など幅広い経験
- 自ら問題提議、状況を整理し、論理的に説明しながら他者を巻き込む力
反省
良かった点
悪かった点
その他コメント
転職先の欠点を挙げればきりはないですが、過去の反省を生かし、総じて良い転職ができたと思います。
しかし、コロナによる環境の変化をきっかけに次の転職につながります。
転職④ 4社目⇒5社目
活動内容
| 年収推移（万円） | 650万円⇒900万円 250万円アップ |
| 活動期間 | 3～4か月 |
| 応募企業数 | 150社以上 |
| 書類通過企業数 | 30社以上 |
| 内定企業数 | 2 |
| 内定をとった転職サイト・エージェント | ハイクラス求人 ビズリーチ |
| 他に使用した転職サイト・エージェント | dodaエージェントサービス リクルートエージェント マイナビエージェント ワークポート JACリクルートメント パソナキャリアハイクラス リクルートダイレクトスカウト |
転職理由
本音ベースの転職理由
- コロナにより急激に業績が悪化し、待遇悪化につながることが容易に推測できた
- 昇進・昇給に時間を要することが想定され不満があった
面接で話した転職理由
- コロナにより急激に業績が悪化し待遇悪化につながることが、転職理由であることは話した
- 今後のキャリアアップとして管理職にチャレンジしたいと伝えた
自己PR
- 計3社で経理業務の内、決算、連結、開示、管理会計、税務、システム導入など幅広い経験
- 自ら問題提議、状況を整理し、論理的に説明しながら他者を巻き込む力
反省
良かった点
悪かった点
その他コメント
人生最高の転職です。
年収、業務内容、人間関係、社風の全てに不満がなく、転職エージェントの方には感謝しかありません。
コロナによりWEB面接があったことは新鮮でした。
管理人の年収250万アップ時の駆け引き
4社目から5社目で年収250万アップした際の駆け引きについて、時系列で説明します。
あわよくば、何かしらの形で条件を競争させたいという思惑はありました。
A社は入社後もさらに年収が上がったので、そもそも給与テーブルが高い会社は、年収を支払う能力に余裕があったと言えます。
キャテル転職活動で同時期に2社内定は運も必要
- A社から内定受諾（この時点では条件未提示）
- A社のエージェントに他社の選考状況を連絡
- その時点でまだ面接が控えていた5社程度の内、最終面接が残っていたB社を残してあとは断り
- B社のエージェントに、A社から内定が出たことを連絡
- B社のエージェントから、B社は年収150万以上アップを用意していると連絡
- A社のエージェントに、B社がこれから最終面接、年収150万以上アップを用意していると連絡
- B社で最短日程で最終面接を設定の上、内定受諾、年収150～200万アップの条件提示
- A社のエージェントに、B社から内定が出たこと、条件を連絡
- A社から年収250万アップの条件提示
- B社のエージェントに、A社の条件を連絡
- 総合的な情報で判断してA社に入社
A社、B社のエージェントともに、ライバル会社の内定・条件の証拠（メールなど）は要求されず
A社、B社ともに「ハイクラス求人 ビズリーチ」経由
管理人が転職活動で大切にしてきたこと
- とにかく応募し、チャレンジし続ければ、必ず自分に合う企業に巡り合えると信じる
- 転職サイトへの登録を済ませ、良い求人に巡り合えないかあらゆる転職サイトに目を光らせる
- 結局は人間と人間の相性のため、採用に至らない理由を深く考えすぎない
管理人が現在の転職活動で利用している転職サイト・転職エージェント
管理人の今後の目標
年収150～250万アップの転職を3～4回繰り返す（笑）
管理人はこれからもまだまだ転職する気全開です。
さすがに上記は高すぎる目標かもしれませんが、社内での昇進を目指しつつも、常に転職も選択肢も入れながら、自身の年収アップのためにベストを尽くしたいと考えております。
キャテル転職の選択肢は常にもつ
現在の転職活動
まとめ
- 経理が転職を繰り返すことで年収1000万円達成は可能
- 諦めずにチャレンジし続けることで道は開かれる
振り返ってみると、無駄や失敗が多かったです。
もっとうまくできなかったのかと思う点が多々ありますが、それが当時の私の限界であり、人生というものなのでしょう。
私の転職活動歴が皆様の転職活動一助になれば、ここまで苦労してきた甲斐もあるかもしれません。
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