この記事では、経理の方が転職で年収アップするための面接対策を説明します。
- 経理の面接はどんなことを聞かれるの?
- 経理の面接を通過する回答は?
- 経理の面接で聞かれること
- 経理の面接の答え方のポイント
なお、この記事は経理経験者向けのため、経理未経験の方はこちらをご覧になってください。
この記事を書いた人
キャテル
【自己紹介】40代男性、経理一筋約20年【経歴】大学卒業→公務員試験に落ちる→社会の底辺→経理未経験から経理に就職→転職4回→年収1100万円達成【資格】簿記2級、税理士財務諸表論、宅建【ブログ】社会の底辺から経理転職4回で年収1100万達成した転職ノウハウ全て公開「キャテルの戦略」
結論:面接のポイント
- 相手の質問をよく聞いて意図を理解する
- 要点を整理して、結論から話す
- 具体例を出すようにする
経理の面接で聞かれること
管理人は、経理の募集の面接は50回以上経験して、50回以上落ちてきましたが、聞かれる質問はおおまかには似たり寄ったりです。
下記の質問に対する回答の要点をまとめておけば、大半の質問には対応できるはずです。
本当にだいたい同じこと聞かれる
必ず聞かれること
- 自己紹介
- 職務経歴
- 転職理由(過去の退職理由)
自己紹介
- 1~2分で簡潔に話す
- 簡単に職務経歴を話す
まずは自己紹介と職務経歴について話してください、というような面接が多いです。
管理人は、簡単な職務経歴に話した上で、趣味など軽くパーソナルな部分に触れて、場の雰囲気が固くなりすぎず和むようにしていました。
職務経歴
- 要点を絞りながら職務経歴について話す
- 業務改善やプロジェクト推進などの経験があれば具体例とともに自己PRしておく
経理の面接は、職務経歴を掘り下げていくことが、面接時間の大半を占めることになると思いますので、詳細についても回答の準備をしておき必要があります。
また、単に業務経験を話すことに終始せず、業務改善やプロジェクト推進などの経験があれば具体例とともにアピールします。
転職理由(過去の退職理由)
ポジティブな表現を心がける
大半の人の退職する理由として、ネガティブな側面は何かしら含まれると思います。
しかし、面接の場でも現職のネガティブな面だけを話しても、話を聞いている側からすると、ただ愚痴・悪口・不平不満を言う他責思考な人にしか見えず、非常に印象が悪いです。
嘘をつく必要はないのですが、可能な限りポジティブな表現に徹することが必要です。
ここでは、必ずしもベストな表現ではないかもしれないですが、管理人が過去に、ネガティブな退職理由をどう回答したか紹介しておきます。
管理人の転職理由の回答例
現職では経理部門の業務が細分化されており、自身の業務裁量の幅が狭く、自身の成長につながりにくいことから、御社で税務や連結決算など、自身が経験したことのない業務をすることで、自身のキャリアアップにつなげたい
現職では離職率が高く長期的に見て腰を据えて働ける環境ではないため、急ぎではないが、将来的には長期就労を見据えて業務に取り組める会社で働きたいとの思いがあり、業界でも比較的に大手の御社で働き、長期就労を前提に、自身の経理としてのキャリアを築きたいと考え、御社を希望した
必ずしも良い回答例とは言えない
よく聞かれること
- 志望動機
- 今後のキャリアプラン
- 自分の強み・弱み
- 周りからどんな人と言われるか
- 過去の失敗とその対応方法
- 仕事をする上で大切にしていること
志望動機
新卒の就職活動とは異なり、転職活動で志望動機を面接で質問される可能性は50%以下
- なぜその企業なのか
- なぜその企業の業務なのか
管理人が様々な企業に応募する中で毎回悩んだのが、この志望動機です。
他の質問に対する回答の準備はどの会社に対しても通用するのですが、志望動機だけはそうはいきません。
- その企業に特有の特徴を調べてなぜその企業を希望しているか
- その企業の募集要項に記載されている業務内容と自身のやりたいことが合致していること
管理人は、2つの要素を組み合わせて志望動機を作成してました。
1つ目はその企業に特有の特徴を調べてなぜその企業を希望しているか、2つ目はその企業の募集要項に記載されている業務内容と自身のやりたいことが合致していることであり、合わせ技で志望動機を説明していました。
ただし、新卒時の面接と異なり、志望動機が聞かれるケースは半分以下だったとは思います。
志望動機を聞かれる可能性は50%以下かな
今後のキャリアプラン
5年後、10年後どのようになりたいか、そのために何をしているか
今後のキャリアプランとして5年後、10年後どのようになりたいか、そのために何をしているかまでに言及できれば好印象になります。
自分の強み・弱み
裏付ける根拠として実際のエピソードを用意しておく
誰でも強み・弱み、長所・短所はありますが、それを裏付ける実際のエピソードを用意しておく必要があります。
周りからどんな人と言われるか
今まで周りの人からどう言われたことがあるか整理しておく
この質問もたまに聞かれますが、事前に回答を準備しておかないと回答できないこともあるので、事前に整理しておきましょう。
仕事でもプライベートでもどちらでも良いですが、ネガティブな内容は避けましょう。
過去の失敗とその対応方法
失敗の内容よりも対応方法が問われている
失敗は誰にもあることですが、それに対してどう対応・改善したのかを事前に整理しておきましょう。
仕事をする上で大切にしていること
大切にしていることとその理由を用意しておく
今までの業務経験から大切にしていることとその理由を用意しておきましょう。
逆質問
ほとんどの面接の最後に、面接官から、逆に何か質問ありませんかと聞かれます。
逆質問を要求される理由
- 企業側が応募者の志望意欲を知ろうとしているため
- 双方向のコミュニケーションで相互理解を深め、ミスマッチをなくすため
逆質問のポイントと例
- 面接でアピールしきれなかった部分を話す
- 志望度の高いことをアピールする
- 自身の疑問点、懸念点を解消する質問をする
- 今回の募集の背景
- 入社に至った場合の業務内容
逆質問で避けたいこと
- 質問がない
- 自分で調べれば分かることを聞く
面接の練習
転職エージェントの模擬面接
転職エージェントによっては模擬面接を実施してくれますので、面接の自信のない人はぜひ利用しましょう。
志望度の低い企業で場数を踏む
管理人の場合は、志望度が低いわけではないですが、実践で答え方に慣れていった感じです。
良い答え方ができているかは別にして、たいていの質問に対して少なくとも回答が詰まるということはなくなりました。
面接はとにかく「慣れ」
転職エージェントのフィードバック
- 面接ごとに面接後に転職エージェントに面接内容を話しアドバイスをもらう機会がある
- 面接で解消しきれなかった懸念点は転職エージェントが企業に確認してくれる
面接ごとに転職エージェントと電話などで面接の振り返りするので、回答の内容については転職エージェントに都度相談してアドバイスを求めることができます。
また、面接で解消しきれなかった疑問点は転職エージェント引き続き企業とコミュニケーションをとることも可能です。
エージェントからアドバイスもらおう
まとめ
面接は準備と慣れ
どなたも面接は大変で面倒なイメージもあるかと思います。
今では様々なサポートがあるので、内定を勝ち取るために最後までがんばりましょう。
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